先日作った丸ノコ縦挽き治具を、もっと使い勝手良くしようと思ってちょっと改造してみたのですが、その時使用した「センター一発」という工具があまりにも秀逸でしたので紹介させて頂きます!
今回の改造はアルミアングルのレールを、あり合わせの材料を使っていたものを更新し、切断幅の調整が容易にできるよう、スケールを取り付けてみました。

今まで扉の蝶番などの皿穴加工してある金物にビス留めする際、何も考えずに皿穴のセンターを狙い穴開けしてました。大抵の場合、金物の穴の淵の方にビス先端が逃げてしまい、結局蝶番の位置が1〜2mmほどずれてしまうことがよくありました。よく使っていた蝶番がスライド蝶番と言うこともあり、後から微調整すれば良いと言う理由で穴位置はあまり気にしていなかったのですが、最近治具を作るようになり、アルミレール等を固定する時にズレまくり、本当にストレスがたまりました!特に小さいビスは本当に言うことを聞いてくれない!と言うことで前から気になっていたこの商品を買ってきました。
 
こちらがセンター一発ですね!
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取り付けは超簡単です!
まずは付属の+ビットをドリルに取付ける!
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そしてセンター一発を差し込み取付ける。
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これで準備完了です!

ちなみにセンター一発の先端部はバネでテンションが掛かっている状態で、先端部を押し付けると内部に仕込まれてる2mmのキリが飛び出して来ます。下の写真参照!丸ノコの刃の穴に押し付けた状態です!
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アルミのアングルレールを直角にセットして
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ここでセンター一発で下穴を開ける!
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普通にドリルドライバーのトリガーを引いて押し付けると、中に仕込まれているキリが下穴を開けてくれるのです!
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下穴を開けた後の写真です、こんな感じで簡単に、真ん中に、真っ直ぐの下穴を開けることができます!
前日に1時間以上作業して嫌になってやめたのですが、センター一発使ったらものの数分で完了です!
寸法精度が求められる金物類の取り付けには本当に必需品だと思います!それでいて施工効率がめちゃくちゃ上がります!そして施工がとても楽チン!さらにビスが真っ直ぐ入っていく!本当に最高です!
もっと早く買っておけばよかったですね!こういった道具があると仕上がりが丁寧になっていきますね。そして時短にもなると言うことで、センター一発は本当におすすめです!

そしてレールを取り付けた後、フラットに仕上がったレール上に150mmのストレッチを両面テープで貼り付けて、本日の作業は終了!この貼り付けの時にビスの出っ張りが気になってしょうがなかったのです! 

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でも何度もやり直したビス穴が、私の苦悩を物語ってますねー

ちなみに2x4の幅89mmを半分に切断する状態にセットしてみました!
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ちょうど44mmです!
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実際の刃の位置を見てみると、ほぼセンターですが、後は実際切ってみてスケールの位置を微調整ですね!
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今後の課題は固定方法ですね!今は万力で固定してますが、もっとスマートにしたいですねー
 
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。